子どもが夢中になるものといえばアニメ!そのアニメを英語に変えるだけで「生きた英語」がどんどん耳に入ってきます。
私は2人の子どもを育てながら、毎日英語に触れられる環境づくりを工夫しています。その中で一番続けやすかったのが「英語アニメ」。お金も時間も大きくかけずに、家庭でできるバイリンガル育児の入り口になりました。
この記事では、英語アニメのメリット、選び方、そして我が家での体験談を詳しく紹介します。
英語アニメが子どもに与える効果
(1) ネイティブの発音・イントネーションが自然に身につく
幼児期は「耳の黄金期」と呼ばれ、音の吸収力が抜群です。英語アニメでは、ネイティブの子どもたちが使う自然な言い回しをそのまま聞くことができます。
(2) 挫折しにくい
アニメ学習ではこれが一番のメリット!単語や文法の説明がなくても、映像やキャラクターの動きから意味を推測できるため、子どもは英語に抵抗を感じません。
(3) 英語を「勉強」ではなく「楽しい時間」として定着できる
最も大切なのは英語を好きにさせること。アニメと紐づけることで子どもの「楽しい!」という気持ちと英語をつなげることができます。
【参考論文】Cartoons as the Incidental Vocabulary Acquisition Tool for English Language Learners ※Arab World English Journal (AWEJ) Volume 13. Number1. March 2022
英語アニメの選び方

一番悩むのはその点ですよね。。選び方の基準としては、以下3点を参考にしてみてください。
- 対象年齢に合っているか
単語の難易度や話のテンポが子どもの年齢に合っているかを確認します。幼児にはセリフが短く、繰り返しが多い作品がおすすめ。 - キャラクターやストーリーが魅力的か
子どもが自ら「観たい!」と思う作品ほど、継続効果が高まります。 - 英語字幕の有無
初めは字幕なしで耳に集中し、慣れてきたら英語字幕を表示して文字と音をリンクさせます。
おすすめ英語アニメ
そうは言っても選ぶのは難しいし面倒、、、という方は色々と試した中で私がオススメだと思うものをお伝えしますので、こちらから選んでみてください!
★ 幼児向け(2~5歳)
- Peppa Pig(ペッパピッグ)
日常会話が中心で、発音がクリア。1話5分程度で飽きにくい。
- Dora the Explorer(ドーラといっしょに大冒険)
英語とスペイン語が混ざる構成で、呼びかけや歌も多く、参加型。
- Super Simple Songs(アニメ版)
歌を中心に学べるYouTubeチャンネルのアニメ版。繰り返しフレーズが多い。
★ 小学生向け
- SpongeBob SquarePants(スポンジ・ボブ)
テンポが速いが、ギャグ要素が多く楽しい。上達してきた子におすすめ。
- My Little Pony(マイリトルポニー)
友情やチームワークをテーマにした会話が多く、ボキャブラリーが広がる。
我が家の実践エピソード
我が家では、夕食後の30分を「英語アニメタイム」にしています。
最初は「日本語で見たい!」と抵抗していた長男も、ペッパピッグのキャラクターにハマり、今では「英語で見せて!」と言うほど。
特に効果を感じたのは、アニメのセリフをそのまま日常生活で真似し始めたことです。
たとえば、「Come on!(早く!)」や「It’s my turn!(ぼくの番!)」など、自然なフレーズが口から出てくるようになりました。
英語アニメ学習を続けるコツ
- 無理に訳さない
わからない単語があっても、まずは映像から推測させることが大事。 - 親も一緒に楽しむ
親が見ても面白いな、と思えるアニメを選ぶと続きやすいですよ!一緒に見ながら「何て言ったの?」などと会話を広げると、英語が日常会話に入りやすくなります。 - お気に入り作品を繰り返す
1回で理解する必要はありません。同じエピソードを何度も観ることで耳が慣れます。
7. まとめ
英語アニメは映像と音で直感的に理解できるため、英語が“勉強”ではなく“遊び”として定着します。
私自身、海外留学で得た「英語を通じて世界が広がるワクワク感」を、子どもたちにも感じてもらいたいと思っています。
ぜひ今日から、お子さんと一緒に英語アニメの世界を楽しんでみてください。