小学生に英語の文法は必要?楽しく身につく学び方

小学生のうちから英語を学ばせたいと思う親御さんは増えていますが、
「文法ってまだ早いのでは?」と感じる方も多いのではないでしょうか。

結論から言うと、英語文法は「難しく教えなければ」早くてもOKです。
むしろ、小学生のうちに「感覚」と「ルールの基礎」を身につけることで、
中学以降の英語がぐっとスムーズになります。

この記事では、英語講師であり2児の母でもある筆者(さやママ)が、
小学生に英語文法を教える際のポイントやおすすめ教材をわかりやすく解説します。


小学生に英語文法は必要?その理由

文法と聞くと「丸暗記」「難しいルール」というイメージが強いかもしれません。
しかし、英語文法は言葉の仕組みを理解するための道具
子どもたちにとっては、「英語で話すときの地図」のような存在です。

文法があることで英語の理解が深まる

たとえば “I play soccer.” と “He plays soccer.” の違い。
文法を知らないと「なぜ “s” がつくの?」とつまずきやすいですが、
「主語がheだから」と理解できれば、英文がスッと頭に入ります。

小学生のうちにこの「文法の感覚」があるかないかで、
中学以降の英語の伸び方が大きく変わります。

早く始めるほど「感覚」で覚えられる

子どもの脳は言語吸収力が高く、
大人のように「文法書で覚える」よりも「パターンで慣れる」ほうが得意です。

「文法を教える」というより、文法を使って遊ぶ・慣れるという意識でOKです。


小学生に文法を教えるタイミングとステップ

ステップ1:英語の「語順感覚」を身につける

文法学習の入口は「英語の語順に慣れる」こと。
たとえば “I like apples.” のように、主語+動詞+目的語の形を体で覚えましょう。

家庭でできる方法:
・英語絵本を一緒に読む(例:Oxford Reading Tree
・英語アニメ(Peppa Pigなど)を英語音声で観る
・カードで「主語カード」「動詞カード」を並べ替える遊びをする

こうした活動が、自然に文法感覚を育てます。

ステップ2:中学文法の入口を「やさしく」体験

文法を意識し始めるのは、小学校高学年が目安。
「be動詞」「一般動詞」「疑問文・否定文」など、
中学1年で学ぶ内容を絵や例文とセットで紹介すると効果的です。

例:

  • I am happy.
  • She is my friend.
  • Do you like cats?

絵と音声を組み合わせて「ルールを見せずに理解させる」のがポイント。

ステップ3:短文を自分で作ってみる

慣れてきたら、自分のことを話す・書く練習へ。
「I like dogs.」「I have two brothers.」など、
自己紹介に関する文を中心に作ると自然に続けやすいです。


文法を嫌いにさせない教え方のコツ

1. 「文法」ではなく「言葉のルール」と伝える

「文法を勉強しよう」ではなく、
「英語でうまく話せるコツを知ろう」と伝えるだけで、
子どものモチベーションが変わります。

2. 失敗を「OK!」で受け入れる

間違いを指摘しすぎると、英語が「怖いもの」になってしまいます。
むしろ「よく話せたね!」と褒めて、自然に正しい形に言い換えてあげましょう。

3. ゲームや歌で「反復」を楽しむ

英語の歌やチャンツ(リズム英語)を使うと、
文法パターンを「体」で覚えることができます。

おすすめ:

  • Super Simple Songs
  • Fun Kids English(YouTubeチャンネル)
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小学生におすすめの英語文法教材・アプリ

教材①:Let’s Try! / We Can!(文科省推奨教科書)

公立小学校でも使われている公式教材。
文法を直接教えるのではなく、自然な表現を通じて慣れる構成になっています。

教材②:Grammar Starter

カラフルでイラストが多く、
「主語」「動詞」などの基本をやさしい英語で紹介しています。

教材③:ワークブック系(例:アルク・学研)

親子で取り組める文法ドリルもおすすめ。
「1日1ページ」など小さな達成感を積み重ねるのがコツです。


家庭でできる文法の定着法

1. 英語日記をつける

1日1文でもOK。
「Today is sunny.」「I like curry.」など、
シンプルな英文を毎日書くことで自然に文法が定着します。

2. 英語での会話タイムを作る

夕食後の5分など、短い時間でOK。
「What did you do today?」のような質問を交わす習慣をつけましょう。

3. 親も一緒に「間違いを楽しむ」

親が完璧を目指す必要はありません。
子どもと一緒に英語を話す姿を見せるだけで、「英語=楽しい」が伝わります。


英語文法を通して広がる子どもの世界

英語文法の学びは、単なる「ルール暗記」ではありません。
「伝わった!」「通じた!」という体験を通じて、
子どもの自己表現力と自信を大きく育ててくれます。

筆者の家庭でも、息子が “I can do it!” と言った瞬間、
英語が「教科」から「コミュニケーションの道具」になったと感じました。


まとめ

  • 小学生でも英語文法は早すぎない
  • 遊びやリズムを通じて感覚的に学ぶ
  • 正しさより「楽しさ」を優先する
  • 教材は「見て」「聞いて」「使える」ものを選ぶ

小学生のうちに「英語って楽しい!」という気持ちが育てば、
文法は自然と身についていきます。
親子で一緒に、言葉の世界を広げていきましょう。