小学生の英語学習では、最初に手に取る「本」が今後の習慣づくりを左右します。とはいえ、ただ絵本を与えるだけでは英語力は伸びにくく、「レベル」「目的」「年齢」に合った本選びが大切です。
私は学生時代に留学を経験し、英語の楽しさを強く感じてきました。また、現在は2人の子どもを育てながら、毎日ほんの10分でも英語に触れる習慣づくりを実践しています。
この記事では、小学生英語の専門サイトや教育機関の情報を参考にしつつ、「どんな本から始めればいいか」「家庭で継続できる本の使い方」をわかりやすく解説します。
「英語の勉強」と聞くと少し身構えてしまうお子さんも多いですが、英語の本から入ると自然に「好き!」が育ちます。私自身、2人の子どもとおうち英語を続ける中で、「楽しさ」から始めることの大切さを痛感しました。 この記事では、・小学生におす[…]
小学生にとって「英語=勉強」というイメージを持たせる前に、「英語って楽しい!」と感じさせることが大切です。英語絵本はその第一歩に最適。文字だけでなく、カラフルなイラストやリズミカルな文章で、自然に英語の音やリズムに親しめます。 特に[…]
小学生の英語勉強に「本」が最適な理由
なぜ英語本が効果的なのか
本を使う英語学習は、英語学習の基礎である語彙・文法・発音・リスニングをバランスよく鍛えられる点がメリットです。
さらに、本は自分のペースで進められる教材 なので、英語に苦手意識がある子も焦らず取り組めます。
多くの教育研究でも、読書を軸にした第二言語習得は「語彙力」「文の理解力」「思考力」の発達に効果的とされています。
「聞く・話す・読む」を一度に育てられる
音声付きの本なら、ネイティブの発音を聞きながら文字を見ることができ、初期の英語習得に必要なマルチモーダル学習が可能になります。
小学生の英語本の選び方【3つの基準】
① レベルに合っているか
英語学習で最もつまずく理由は「難しすぎる教材」を選んでしまうこと。
小学生は以下を目安にしてください。
- 英語初心者:イラスト多め・英文は短く
- 学校英語に慣れてきた:短文ストーリー・やさしい会話文
- 上級:多読教材・分厚くても文章が平易な本
② 音声の有無
音声がある=正しい英語のリズム・イントネーションを自然に習得できます。
CD・QRコード・アプリのいずれかで「音声あり」を選ぶのがおすすめ。
③ 続けられる内容か
キャラクターが好き、イラストが多い、ストーリーが楽しいなど、
「好き」と思える要素があると自然と続きます。
英語初心者の小学生におすすめの本
まずは「えいご絵辞典」から入るとスムーズ
絵辞典は、単語×イラストで直感的に英語が理解できる入門書です。
- 日常語彙が豊富
- 目で理解できるので負担が少ない
- 親も一緒に学びやすい
英語が初めての小学1~2年生にも最適。
フォニックス絵本で正しい発音を身につける
フォニックスとは「英語の文字と音のルール」。
英語圏の子どもも最初に学ぶ音の基礎です。
フォニックス本は、
- 音声付き
- 短いストーリー
- 1回5〜10分で読める
という特長があり、英語が得意な子も苦手な子も楽しめます。
読む力を鍛える多読用教材
ORT(Oxford Reading Tree)
世界140カ国以上で使われる有名シリーズ。
文章が短く、イラストだけで意味がわかるので「自力読み」の成功体験を作れます。
「子どもが自分から読みたがる」という口コミが多く、継続率が高い教材です。
絵本→多読のゴールドパターン
- 絵本で英語に慣れる
- フォニックスで読める力をつける
- 多読教材で量を読んでいく
この3ステップで、小学生の英語力は安定して伸びていきます。
文法・語彙を強化したい小学生向けの本
学校英語の補強に「ドリル系」
学校でアルファベットや簡単な英文を習い始めたら、
文法や語彙をまとめたドリルが役立ちます。
- イラスト多め
- 1日1ページ
- 英語嫌いでも続けられる設計
ドリルは「短時間学習」に向いており、宿題の前後にサクッと取り組めます。
読むだけで英文に慣れるイラスト文法本
文法を詳しく説明するより、
「イラスト+短文」で自然に理解できるタイプが小学生に適しています。
「主語+動詞」などの基本が視覚で身につくため、英語が苦手な子でも抵抗なく入れます。
小学生の学年別:おすすめ英語勉強本
小学1〜2年生
- 絵本
- フォニックス本
- イラストが多い英語辞典
英語に「好き」を感じてもらう段階。
小学3〜4年生
- 初級多読教材
- 英語ドリル
- かんたんな会話フレーズ本
音声で真似する練習が効果的。
小学5〜6年生
- 多読教材のStage1〜3
- 文法の基礎本
- 英検5級レベルのテキスト
中学英語につながる基礎をつくる時期。
家庭で続けられる「本の使い方」工夫
1冊を何度も読むほうが効果的
新しい本を買い続けるより、
同じ本を繰り返したほうが語彙がしっかり定着します。
研究でも「反復学習の方が長期記憶に残りやすい」とされています。
1日10分の習慣にする
- 朝食後に1ページ
- 寝る前に3分だけ
- 週末に親子でまとめ読み
細切れ時間でOK。
親が英語に苦手でも大丈夫
私自身も、子どもの英語学習では「完璧に発音しなきゃ・・・」と思っていた時期がありました。
でも実際は、親が楽しそうに読んでいる姿 が子どもの意欲につながります。
間違っても気にしないこと。
英語は「楽しく触れる」ことが最も大切です。
まとめ:小学生の英語勉強は「本」から始めるのが最適
小学生の英語学習では、
絵本 → フォニックス → 多読 → 文法・語彙の強化
というステップで進めると無理なく力がつきます。
本を選ぶポイントは3つ。
- レベルに合っている
- 音声付き
- 子どもが好きと思える内容
そして何より、親子で楽しむ時間を作ることが継続のカギ です。
家庭での10分が、子どもの未来の英語力をつくります。
今日から気になる本を一冊手に取って、英語習慣をスタートさせてみてください。

