「習い事としての子供の英語、いつから始めればいいんだろう?」
多くのママやパパが悩むテーマですよね。
私自身、2人の子供を育てながら「今からでも遅いのかな?」「早すぎて負担じゃないかな?」と何度も考えました。
結論から言うと、英語の習い事は「3~6歳から始める」のがベストです。
ただし年齢ごとのメリットや学び方の違いがあるので、今回は幼児から小学生までの時期ごとに「いつから英語を始めるのがいいのか」をまとめていきます。
「幼児期に英語をやっても意味ない」という意見はよく耳にします。そう言われる大きな理由は、継続の難しさです。週1回の英語教室や一時的な教材では、習慣化が難しく、結局「身につかないまま終わった」という体験をする家庭も少なくありません。 […]
英語習い事はいつからがいい?
幼児期(3歳~6歳)は「耳」を育てる黄金期
言語学習における“臨界期”という考え方があります。研究によると、幼児期は音の聞き分け能力が柔軟で、母語以外の音も自然に吸収できるとされています。
この時期は机に向かって勉強するよりも、歌や絵本、遊びを通じて英語を楽しむことが大切。
実際、我が家では3歳の息子と一緒に「ABCソング」を歌ったり、アプリで簡単なゲームをするところから始めました。遊び感覚なので子供も抵抗なく取り組めました。
もし可能であれば、この時期から英語を習い始めると良いと思います。
小学校低学年(6歳~8歳)は「慣れる」時期
小学校に入ると「勉強」として英語に触れる機会も増えます。文科省の方針で小3から英語活動、小5からは正式な教科になっているので、低学年で始めると学校英語への橋渡しがスムーズです。
この時期は「フォニックス(英語の音とつづりの関係)」を学べる教材や英会話教室が効果的。例えば私の上の子も、小1のときにフォニックスを導入したことで、発音がぐっと自然になりました。
小学校高学年(9歳~12歳)は「理解力」が伸びる時期
この年代になると、文法やライティングにも取り組める力がつきます。
ただし耳の柔軟性は少しずつ落ちていくので、発音に関しては幼児期からの積み重ねがある子との差が出やすいです。
3~6歳頃から始めるのがベストとはいえ、高学年から始めても全く遅くはありません。むしろ高学年になると「なぜ英語を学ぶのか」といったことが理解でき、本人のやる気が伴うケースも多いです。
習い事の種類と特徴
英会話教室
・先生や友達と一緒に学ぶことで「会話力」が育つ
・月謝は高めだが、アウトプットの場が多い
オンライン英会話
・送り迎え不要で続けやすい
・フィリピンやアメリカの先生と1対1で話せる
・費用は教室よりリーズナブル
英語教材・アプリ
・家で手軽に始められる
・歌やアニメなど「遊び感覚」で学べる
・我が家では寝る前に5分だけ絵本アプリを使うのが日課
年齢別に見る「始めるメリット」
3~6歳から始めるメリット
・英語の音を耳で自然に吸収できる
・遊び感覚なのでストレスが少ない
小学生から始めるメリット
・ルールを理解できるので学習が進みやすい
・学校の英語とリンクして学べる
親が意識したいポイント
無理に始めない
親が焦って無理に習わせても、子供が「英語嫌い」になってしまう可能性があります。
家庭での自然な環境作り
英語の歌を流す、英語絵本を置くなど、家庭でのちょっとした工夫が子供の「英語って楽しい!」につながります。
習い事+家庭学習のバランス
教室だけに頼るのではなく、家庭での習慣化が定着のカギです。
まとめ
子供の英語習い事は「何歳から始めるのが正解」という決まりはありません。
ただ、
・幼児期は「耳」を育てるチャンス
・小学生は「理解力」と「継続力」が武器
・大切なのは「子供が楽しめるかどうか」
この3つを意識すれば、どの時期からでも英語はしっかり身につきます。
我が家も「早く始めなきゃ」と焦った時期がありましたが、結果的に「子供が楽しそうに取り組めるかどうか」を優先したことで、今も英語に前向きに関わってくれています。
「うちの子にはいつがいいのかな?」と悩むママ・パパの参考になれば嬉しいです。